グルテンフリーについて

グルテンは小麦、大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質です。たんぱく質は栄養成分の一つで、人間にとって必要なものですが、他のたんぱく質と違ってグルテンは粘着質で消化しにくく、一部の人は、消化・吸収がうまくできないといわれています。その結果、小麦アレルギーやセリアック病といったアレルギー疾患の原因になったり、腹痛・下痢・便秘・肌荒れなどの症状が現れたりすることがあります。

食材・食品・料理にグルテンが含まれていないこと(正確には、20ppm以下であること)を、グルテンフリーといいます。小麦、大麦、ライ麦を原材料として使わないものは、グルテンフリーです。でも考えてみてください。パン、うどん、ラーメン、天ぷら、しょうゆ…、われわれの身近にある食べ物の多くに小麦が入っています。グルテンフリーはわかったけど、じゃあ、いったい何を食べればいいんだ、という声が聞こえてきそうです。

一方、グルテンが入っている食品の中にも、グルテンがたくさん入っているものと、わずかしか入っていないものがあります。さらにグルテンを避けたほうがよい人の中には、完全にグルテンを避けなければならない人と、ある程度避ければよい人がおられます。完全に避ける場合と、ある程度避ける場合とでは、食べられるものが違ってきます。要するに、グルテンフリーといっても、食品によって含まれている量も異なり、また人によって避けるべき程度も異なるということです。

詳しい内容は、株式会社エンパシードが運営するWebsite「グルテンフリーガイド」をご覧ください。